更年期外来について
更年期はどんな人にも訪れ、更年期障害の症状は個人差があるとはいえ、女性なら誰でも経験していくものです。
メンタル面含め、総合的にフォローを望まれる方に大学病院の女性専用外来でも多数対応してきた経験を活かしていきたいと思います。
同じ女性だからこそ理解できる悩みはたくさんありますので、ゆっくりと時間をかけて、どうぞお気軽にご相談ください。
更年期障害とは?
更年期障害は女性なら誰でも経験する可能性のある通過点とも言える症状です。更年期障害は、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が、加齢に伴い分泌量が低下することにより出現します。
その症状は、ほてり、のぼせ、発汗、手足の冷え、倦怠感、肩こり、イライラ、うつ、不眠など多岐にわたります。
平均して50歳のかたを中心に早い方だと40台半ば、おそくとも50代半ばには程度は様々ですがなんらかの症状を自覚される方が多いようです。
更年期の治療方法
- 漢方治療
- プラセンタ(胎盤エキス)
- ホルモン補充療法
患者様にあった治療方法をおすすめし治療を開始いたします。
若い女性に増えている「若年性更年期障害」
最近20代、30代の若い女性の間に、「生理が不規則、月経痛が重い、ほてりや手足の冷え、頭痛、だるさ、不眠」などの更年期障害のような症状を訴える方が増えています。
医学的には1年以上無月経が続くと閉経とみなし、43歳以前に閉経を向かえることを早発閉経といいます。
ストレスが多く、仕事も男性同様にきつい状況で、最近は若い方にも、ホルモンのアンバランスから更年期障害のような症状が現れるケースが大変増加しております。
このような方の中には本格的に早発閉経を起こしているケースはまれで、ストレスやタバコ・過激なダイエットなどで一時的に更年期症状がでている場合が殆どです。